第3話 ファミレスの二人 芦野信司(絵も)
界とだりあの家からさほど遠くない街道に面したファミリーレストランは、ハローウィンの飾り付けが取り払われて今はクリスマスツリーが入り口のドア付近に飾られている。そして店内の天井にはサンタクロースとそりのデコレーションが下がっていた。時刻は6時。大きな窓ガラスは夜の色となり、舗道を行き来するコート姿の人たちとヘッドライト・テールライトの流れを映し出していた。天気は雨の予報だった…
スタートにあたって決めたルールは、以下の五項目。
① アイテムとして毎回必ず「箸箱」を入れること。
その箸箱は運慶の作であるらしい。
② 男性A(20歳)と、女性B(55歳)は恋愛関係になる。
③ Aには10代の彼女がいる。
④ Aの父はBと同じ55歳。Bと恋愛関係になる。
⑤ 規定枚数は、原稿用紙換算で1話につき15枚~20枚
四角関係と運慶の箸箱??
ぶっ飛んだお題のもと、書き手たちが自由な発想でリレーしていきます。
お楽しみください!!
この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。